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当分の間、ウイルス感染対策でマスクをすることは必須ですが、マスクで肌荒れが起こったり、かゆい時はありませんか？
ここでは、マスクによる肌荒れやかゆい原因、対処法・予防法をご紹介していきますネ。
マスクで肌荒れが起こったりかゆい原因は何？
マスクしていて肌荒れが起きたり、かゆくなったりする原因は、「ムレ」と「乾燥」と「摩擦や刺激」です。
ムレ
マスクの中は、吐いた息が充満しています。温度も湿度も高く、雑菌が繁殖しやすい絶好の状態となっています。
特に、気温の高い季節は、汗や皮脂が増えるので、ムレが生じてニキビや吹き出物などの肌荒れトラブルが起こりやすくなります。
乾燥
マスクを外すとマスク内部の湿気が急激に低くなり、この時に肌の中の水分も失われてしまうことから、肌の乾燥が進んでかさついてしまう肌荒れや、かゆい原因になってしまいます。
摩擦や刺激
マスクを付けたり外したり、ズレを直すたびに肌とマスクの繊維がこすれ合います。
そうすると肌の表面が削られることになるので、肌のバリア機能が低下して少しの刺激でも赤みやかぶれ、ニキビなどの肌荒れが起きやすくなります。
マスクで肌荒れやかゆくならないようにするにはどうしたらいい？
対処法としては、汗をこまめに拭いたり、保湿したり、マスクを変えてみることがあげられます。
汗をこまめにふく
マスクによるムレを防止するために、マスク内部の汗はウエットティッシュやハンカチなどでこまめに拭き取りましょう。拭き取った後、マスクを付ける前に化粧水などをつけると、失われた肌の潤いを補えるのでおすすめです。
また、自宅など、感染の恐れが少ない環境にいるときは、出来るだけマスクを外すようにしましょう。
保湿
クレンジングや洗顔料で、汚れやメイクは毎日しっかり落とすよう心がけましょう。
そして化粧水や乳液できちんと保湿ケアを行い、肌の潤いバリアを健やかに保ちましょう。
マスク着用中にかゆみが出た場合は、化粧水などで肌に潤いを与えるとかゆみが落ち着くことがあります。
化粧水はスプレータイプの、持ち運びやすい小さな容器に入れておくのがおすすめです。
マスクのサイズや素材を見直す
マスクのサイズが合わず、ずり落ちてしまう場合は、肌とマスクの繊維のこすれ合いにより、肌荒れの原因になってしまいます。自分の顔のサイズに合ったマスクを装着しましょう。
また、使い捨ての不織布マスクは、毛羽立ちによりかゆみが出やすい素材です。
私も、不織布マスクを付けている時に鼻がかゆくなることがたびたびあります。
不織布マスクは、使用するうちに毛羽立ちやすくなるため、出来れば毎日新しいものに交換しましょう。肌に合わない時は、無理に付けようとしないでガーゼやコットンなどの柔らかい素材を肌とマスクの間に挟んだり、布マスクや綿ガーゼマスクなどにすることをおすすめします。
また、同じ不織布マスクでも、種類を変えるだけで肌の悩みがなくなった、ということもあります。
マスクを他のものに変えてみることで、肌への刺激がやわらいで肌トラブルが改善することも多いようですね。
マスクによる肌荒れやかゆい状態がなかなか改善しない場合は、薬局で薬剤師さんに相談したり、皮膚科の受診もおすすめです。治療が必要な場合は、早めに受診して専門家の指導や治療を受けることで、治りが速くなります。
マスクが原因で起こる肌荒れやかゆみ以外の肌トラブルは？
マスクの着用で起こる肌トラブルは、肌荒れやかゆい状態以外にもいろいろあります。よく起こる肌トラブルをまとめました。
紫外線が増える季節は日焼けによる肌トラブルも増えてきます。
日焼けにより、肌にマスクの跡が残ってしまうことがあります。
日焼け止めは、マスクを付ける場所も、しっかり塗るよう心がけましょう。
日焼けをしてしまった時は、濡れタオルなどで十分に冷やします。
ほてりが治まったら、クリームなどを塗ってしっかりと保湿をしましょう。
マスクを常に付けていると、マスクのゴムひもが耳に食い込んで痛みが出ることがあります。
ゴムひもが幅広いタイプのマスクに変えたり、耳にかけずにゴムを足して頭の後ろで結ぶようにするなど、工夫してみましょう。
メイクをした状態でマスクを付けていると、どうしてもメイクの崩れが起きてしまいます。
メイクの崩れの原因は、「摩擦」「湿気」「乾燥」です。
マスクが肌にあたり、こすれてしまう摩擦でメイクが落ちてしまいますし、マスクの中に湿気がたまり肌がムレることで、汗や皮脂も出やすくなり、肌がテカり、メイクが徐々によれてきてしまいます。
また、マスクを外して肌の水分が蒸発し、乾燥した状態になると、粉をふいたり、皮脂が過剰に分泌されたりすることで、メイク崩れを招きます。
保湿やマスクのサイズ・素材の見直しはもちろん、フィット感の高い化粧下地を選ぶなど、メイク用品も見直してみて下さい。
いかがでしたか？マスクによる肌荒れやかゆい原因、対処法・予防法をお伝えしました。自分なりに工夫して、マスク生活を快適にしていきましょう！
