すずめの戸締まりのあらすじやキャスト・声優は?ダイジンやミミズは何だった?

大ヒットした新海誠監督の映画「すずめの戸締り」。

扉に鍵をかける時の「お返し申すーー!」という言葉が印象的でしたね。

ここでは、「すずめの戸締り」を一度観たけれど内容を思い出したい人や、どういう内容なのか知ってから観たい、という人のために、あらすじやキャスト、謎のミミズやダイジンは何なのかということについて、私なりの説明や解釈をしてまいりまーす。

人気のこの作品、見終わったら感動しかないですよネ!

すずめの戸締まりのあらすじは?

すずめ(鈴芽)というのは、高校2年生の女の子の名前です。

東日本大震災で母親を失い、今は宮崎県で独身の叔母に育てられています。

ある朝、高校に行く途中の坂道で、廃墟を探している大学生の宗像草太と出会います。草太は、地震の元になるミミズのお化けが出てくる扉の閉じ師。

ミミズのお化けを鎮めているのがダイジンと名付けられたネコの要石。

その要石をすずめが知らずに抜いてしまい、要石がネコとなって逃げてしまうところから、物語が展開します。

 

すずめの母親の形見の、脚が一本なくなった小さな黄色の椅子。

ダイジンの魔法により、その椅子に閉じ込められた草太と共に、要石のダイジンを捕まえに行く旅が始まります。

行く先々でミミズのお化けに出くわし、閉じ込めておくべき扉が開かれてしまっていることに気づかされます。その都度、扉を閉じるすずめと草太。

だが、ある時、草太はダイジンを捕まえるも逆に要石にされ、扉から出て来られなくなってしまいます。

草太には教員になるという夢がありました。

すずめは、何としても草太を助けたいという想いで、周囲の人の力を借りて、やがて自分の生まれ故郷へと向かいます。そこには・・・

すずめの戸締まりのキャストや声優は誰?

主人公のすずめの声は、原菜乃華さんです。

【主要キャスト】

すずめ⇒原菜乃華>>原菜乃華さんの作品をもっと観る

宗像草太⇒松村北斗>>松村北斗さんの作品をもっと観る

岩戸環⇒深津絵里

岡部稔⇒染谷将太

二宮ルミ⇒伊藤沙莉

海部千果⇒花瀬琴音

岩戸椿芽⇒花澤香菜

芹澤朋也⇒神木隆之介

宗像羊朗⇒松本白鸚

原作:新海誠

脚本:新海誠

監督:新海誠

アニメながら、声優として豪華俳優の方々が取り組んでいます。

誰が誰の声かを事前に知っていても楽しいですし、後で知ったとしても、それはそれで感動しますよネ!

すずめの戸締まりのダイジンやミミズは何だった?

物語の鍵を握るネコのダイジンや、空に赤く煙のように広がるミミズは、いったい何を表しているのでしょうか。

まず、敵か味方かで言えば、ミミズは地震を引き起こすので、敵。

すずめ達は、この敵を鎮めるために、逃げ出した要石を捕まえようとしています。

さながらミミズは、日本では地震を引き起こすという「ナマズ」というところでしょうか。

次に、敵か味方かわかりにくかったのが、ネコのダイジンです。

要石という地震を引き起こすミミズを鎮めている重要な役割なのに、ネコに化けて逃げてしまった、という点で、「敵」ですし、閉じ師の草太を壊れた椅子に閉じ込めてしまったという点でも、「敵」であることは間違いないと思いました。

ところが、ダイジンはすずめが好きそう。

しかも、すずめは、ダイジンを追いかけるうちに、ミミズが現れる所をまるで知っているかのように、ダイジンが現れるということに気づきます。

まとめ

物語にいつの間にか入って、手に汗握る展開になっていき、観終わった後は、一年分は過ごしたような充実感あふれるこの作品。

新海監督の作品は、摩訶不思議な世界なのにノスタルジックで、忘れていたどこか温かい気持ちを呼び覚まします。

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