☆当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
人体の中で最も複雑なのが脳神経です。
そこを手術することは、とても難しいことだとは誰しもが知っていることです。
日本には世界に誇れる「神の手」をもつと言われる脳神経外科医がいるんですね。
今回は、「神の手」を持つと言われる旭川赤十字病院の瀧澤克己医師について焦点をあててみましたヨ!
瀧澤克己医師の経歴プロフィール!神の手はどうやって生まれた?
#情熱大陸
脳神経外科医/#瀧澤克己
そこに患者がいる限りどこへでも
“神の手”を持つ医師 世界を駆ける #毎日新聞 https://t.co/ZJmK84VBMG— 情熱大陸 (@jounetsu) July 7, 2023
今でこそ、「神の手」をもつ脳神経外科医と言われる瀧澤先生ですが、最初から「神の手」を持っていたわけではありません。
瀧澤先生は、旭川医科大学を卒業後、 同大学医局の脳神経外科に入局し、6年後に旭川赤十字病院に2年間の任期で派遣されます。
そこには、脳動脈瘤手術の第一人者であり、「神の手」を持つとして広く知られていた上山博康氏がいました。
その上山氏から瀧澤先生は「手術はダメだな。」と言われてしまいます。
瀧澤先生は、手術の都度、手が震えてしまっていたのだそうです。
「自分のせいで患者がさらに悪くなったらどうしよう・・・!」
その不安が手の震えにつながっていたようなのです。
上山氏による手術は、夜中でもかまわず行われました。そして、夜中でも多くの医師たちが上山氏の技術を見て勉強しようと集まりました。
チヨコ・デリ
手術ができないと自覚していた瀧澤先生は、他の医師が後回しにしているカルテ作成や診断書作成を行ったり、病室の患者の様子を積極的に見に行って確認したりしていたそうです。
そんな折、一人の医師が赤十字病院を辞めることになりました。
瀧澤先生は、自分も大学病院に戻る時期だったのですが、そうなると赤十字病院は医師が二人抜けることになり、戦力ダウンになる、それを防ぐためには自分がもう1年残らなければと思い、派遣期間の延長を願い出ます。
しかしそれがかなわないことがわかったため、瀧澤先生は、医局を辞めてしまうのです。
【瀧澤克己氏のプロフィール】
氏名:瀧澤克己(たきざわ かつみ)
生年月日:1965年
出身:北海道倶知安町
学歴:旭川医科大学 医学部 卒
趣味:
肩書:旭川赤十字病院 副院長
【医師の経歴】
1990年 旭川医科大学 脳神経外科 入局
1995年:旭川医科大学脳神経外科 助手
1996年 旭川赤十字病院 脳神経外科
1998年 秋田県立脳血管研究センター 研究員
2000年 旭川赤十字病院 脳神経外科
2004年:秋田県立脳血管研究センター 研究員
2006年:旭川赤十字病院 脳神経外科
2007年 旭川赤十字病院 脳神経外科 第三部長
2009年:旭川赤十字病院 脳神経外科 部長
2010年 旭川赤十字病院 脳神経外科 第二部長、医療安全推進室 室長
2011年:旭川医科大学 臨床指導教授
2012年 旭川赤十字病院 脳神経外科 第一部長、上席院長補佐
2015年:藤田医科大学ばんたね病院 客員教授
2020年:旭川赤十字病院 副院長
医局を辞めた後、行先のない瀧澤先生を救ったのは、山上氏。
瀧澤先生の勤勉さを知っていた山上先生は、秋田県立脳血管研究センターを紹介し、瀧澤先生はそこの非常勤医師として採用されます。後に正規職員になりますが、最初は日給8,000円だったとか。
しかし、2年後、再び山上氏から召集がかかり、赤十字病院に復帰します。
~山上氏は、瀧澤先生のことを「手術はダメだ」と一旦評価していましたが、その後の瀧澤先生の努力や人間性をきっと見ていたのでしょうね。
それからの瀧澤先生は、上山氏の手術を希望して全国から集まる患者の主治医を受け持ち、また、上山氏の出張手術にも同行し、誰よりも近くで誰よりも回数多く、上山氏の手術の技術を吸収していきます。
また、上山氏に次ぐ位置の医師が辞めた後は、瀧澤先生の手術の回数が増え、技術を高めるチャンスにもつながっていきました。
そうして、2012年、上山氏が他病院へと移る際に、脳神経外科 第一部長となり上山氏の後任となるのです。
瀧澤先生が外国の病院からも手術の依頼が来るようになったきっかけは、藤田医科大学の脳神経外科医師からの依頼だったそうです。
「カンボジアの医師たちに講義して欲しい」と。
その講義がきっかけとなり、直接現地の医師から難しい手術の依頼が来るようになったとか。瀧澤先生は、現地の医師たちの現在の技術力よりも明らかに自分が行った方が患者が良くなるに違いないと思って、手術を引き受けているのだとか。
しかし、こちらの病院でも患者が待っているので、休みを使って現地に行って強行軍で帰ってくるのだそう。
チヨコは、先日、ドラマ「Dr.チョコレート」で、天才医師のDr.チョコレートが脳神経の手術をする際に、一時的に血管を造成して血を送り込むシーンがありました。「こんなことが本当にできるの?」と思いましたが、瀧澤先生の手術例の中に、そうした実例があるということを知り、驚きました。
詳しくはチヨコは医学的知識がないので語れませんが、そうした神業のようなことをやられているんですね。
瀧澤克己医師の出身高校や大学は?
瀧澤克己先生の出身高校は、ネットで情報を探したところ、北海道旭川東高等学校ということです。大学は公表されており、旭川医科大学です。
【北海道旭川東高校】
偏差値:66
住所:北海道 旭川市 6条通11丁目
出身有名人:金平茂紀、佐々木倫子、清水博子
【旭川医科大学】
偏差値:62.5
住所:北海道旭川市緑が丘東2条1-1-1
出身有名人:吉田晃敏
高校も道内で有名な進学校ですし、やはり頭脳明晰だったのですね。
まとめ
7月9日(日)夜11時~
MBS/TBS系 #情熱大陸脳神経外科医/#瀧澤克己
そこに患者がいる限りどこへでも…
“神の手”を持つ医師 世界を駆ける✈直径1ミリにも満たない脳の血管を
縫っていく”神技”。#旭川赤十字病院 では副院長も務める。
さらに、休みの日を使って
世界中からの依頼に応えている。 pic.twitter.com/50S2ebFz8Z— 情熱大陸 (@jounetsu) July 2, 2023
瀧澤先生によって、これからも多くの患者が救われることを祈っています。
また、一度「手術はダメだな」と烙印を押されても、自分のできることを一生懸命やっていた瀧澤先生。
そうした何とか人の役に立とうとする強い気持ちが、いずれ神の手と呼ばれる人の技術を受け継ぐことにつながったのでしょう。
これからもお元気で仕事を続けて行って欲しいと思います。