日本電産の永守重信の経歴と年収!息子も凄い!これまでの寄付額はいくら?

日本の凄い経営者の一人に日本電産創業者の永守重信会長がいます。

会長は、一代で莫大な資産を築き企業を成長させた人です。

コロナ禍の中、永守さんの発言等が注目されているようなので、

今回焦点をあててみましたヨ!

日本電産の永守重信さんの経歴と年収!

前述のとおり、莫大の資産を築いた永守重信さんですが、いったいいくらの資産を持っているのでしょうか。

アメリカの経済誌『フォーブス』によると、2018年3月時点の総資産は5760億円で、日本長者番付で6位。

ちなみに、1位は孫正義氏 2位は柳井正氏 3位は佐治信忠氏 4位は滝崎武光氏 5位は森章氏

でした。

2019年でも永守さんは9位というランクでした。

日本電産の創業者である永守さんは1代でこれだけの資産を築いたわけです。

チヨコ・デリ

頂上が見えるステージに立つ人は想像できるけど、上がまったく見えないチヨコみたいな一般ピープルには、永守さんの資産がどのくらいのものか想像する機会もないわ、アハハ。

この方、いったいどのような経歴をお持ちなのでしょうか。

経歴

【永守重信さんのプロフィール】

 

氏名:永守重信(ながもり しげのぶ)

 

生年月日:1944年8月28日

 

出身:京都市日向市

 

学歴:京都市立洛陽工業高校卒、職業訓練大学校電気科を首席で卒業

 

職歴:

音響機器制作会社ティアックに就職

同社子会社である山科精器取締役就任

1973年7月:日本電産創設

2014年6月~2018年3月:ソフトバンクグループ社外取締役に就任

2014年10月:日本電産代表取締役兼最高経営責任者(CEO)に就任

2014年12月:永守財団設立

2018年3月:京都学園大学理事長に就任

 

肩書:

日本電産シンポ(株)取締役会長

日本電産サンキョー(株)取締役会長

日本電産モビリティ(株)取締役会長

日本電産コパル㈱取締役会長
学校法人永守学園理事長

永守さんは、6人兄弟の末っ子として生まれました。

1年後に終戦となる大変な時代でした。

生活は誰もがラクではなかった時代です。

手に職をつけるために、選んだのが職業訓練大学校。

 

経営者としての才能は、いつから開花してきたのでしょうか。

就職したティアックの持ち株を元に28歳で会社を興したところあたりからでしょうか。

最初は社員3人だったそうです。

創業当時のことはチヨコはまだよく調べていないのですが、

会社のメインは、小型モーターでやっていこうと、どこかの段階で決意したはずです。

実はモーターに興味をもっていたのは小学校4年生の時からだったそうです。小型モーターを作る授業があり、永守さんの作ったモーターを先生が褒めてくれたからだそう。

まったくもって、先生の一言が素晴らしい経営者と素晴らしい会社を生む良い例ですね。

今や日本電産の小型モーターでは、現在、世界でトップシェアの業績となっており、

その他多数の製品も世界トップシェアとなっています。

参考>>https://www.nidec.com/jp/technology/no1/

会社を発展させた手法

永守さんがここまで会社を大きくさせた手法を語る前に、心意気というかご本人のモットーも大事なので触れたいと思います。

それは、「人の倍働く!」ということです。

人が1日8時間働くとしたら、16時間働くということ。

それは1日中働いていた母親のアドバイスもあるのだそうです。

働き方改革といくら言っても、ライバル会社に勝ちたいから、隠れてでもライバル以上に働くでしょう。そうでないと成功は遠のくから。

でも、コロナ禍の中、永守会長は考え方を変えました。

4月20日の日経新聞では

「50年間、自分の手法が正しいと思って経営してきたが、間違っていた。

収益が一時的に落ちても、社員が幸せを感じる働きやすい会社にしたい。

コロナでテレワーク中の今は反省する時間をもらっていると思い、日本の経営者も自身の手法を考えてほしい」旨、語っています。

さて、永守さんの手法としては、他企業の買収があります。

優秀な技術を持つが経営不振に陥った企業を次々買収し、子会社化して再建させる手法です。

その際、特に考えていない社長は、

「買収に成功したら終わり。後は社員にまかす。」

という人が多い(?)のだそう。

ところが永守さんは、

買収に成功してからが社長の出番!

という考え方みたいです。

もちろん、買収も一大事業ですから、社長も関わります。が、関わり方の割合は20%くらいで、買収後は80%くらいだそう。

理由は、優秀な技術をもっている子会社を、本社の経営理念を浸透させ、再建させなければならないから。

会社って育てようと思えば育つものなのね。

永守さんの社長としての手腕は、次のように評価されています。

2014年1月:平成の名経営者ランキング1位(by日本経済新聞社)

2014年11月17日:社長が選ぶベスト社長ランキング1位(『日経ビジネス』誌)

年収は?

ここまで来て、年収はどのくらい?といっても、

もう長者番付6位ということですから。

想像がつかないくらいですね。

東洋経済のまとめによる、年収1億円以上の上位500人の中には名前がありませんでした。

株式会社日本電産

創設:1973年7月

所在地:京都府京都市南区

業績:(連結)1兆4,754億36百万円(2019年3月期)

従業員:(連結)108,906名(2019年3月末現在)

決算で1兆円以上出している会社の社長の平均報酬は、1億円を超えているのが普通ですから、500人の中に入っていなくとも、そのくらいはあると思われます。

日本電産の永守重信さんの息子も凄い!

永守さんには息子さんがいらして、その息子さんも経営者として活躍されています。

長男の永守貴樹さんは、現在レック株式会社代表取締役社長となっています。

【レック株式会社】

 

設立:昭和58年3月

所在地:〒104-0031 東京都中央区京橋2丁目1−3 京橋トラストタワー

資本金:54億91百万円

業績:421億62百万円(連結、2019年3月期)

従業員:788名(連結、2019年3月期)

業務内容:バルサンや激おちくんなどを製造販売

 

次男の永守知博さんは、起業家で、エルステッドインターナショナルを立ち上げ、代表取締役社長となっています。

【エルステッドインターナショナル】

 

設立:2009年4月

所在地:〒105-0014 東京都港区芝3丁目3−12 芝松下ビル 3A

業務内容:ヘルスケア事業

2018年に「週刊現代」で日本のインフルエンサー100人に選出される。

弟の知博さんは、2015年に神奈川県主催の未病サミットで、パネラーとして登場していました。

チヨコも会場にいましたヨ!まさか日本電産のご子息とは。

息子さん二人は、日本電産とは関係のない会社に勤めていますが、永守会長は、日本電産に親族を入れる気はないそうです。

日本電産の永守重信さんがこれまで寄付した額はいくら?

また、学校法人京都学園の理事長に就任し、「社会に出てから即戦力として働ける人材に育成したい」という構想で、工学部の新設準備や運転資金などに私財100億円以上を投じる考えを表明。

32億円を投じて作った、地上3階地下1階建てで、延べ床面積は約3千平方メートルの市民ホールを向日市に寄付。2021年度に完成見通し。演劇やコンサートなどを楽しめる500席の多目的ホールをはじめ、会議室や料理実習室なども併設する。

これだけで200億円ですね。

すごいです。

永守会長の名言

現役バリバリの永守会長。

2030年に売上高10兆円となる目標を掲げ、それまでは責任をもって経営トップを続けるそうです。

そんなパワフルな永守さんには数々の名言があります。

私が気に入ったものだけご紹介しますネ。

起業家にとって大事なのはガッツ

会長「起業家に大事なのは、人より早く、そしてどんなことがあってもやり抜くガッツだ。土曜も日曜も朝も夜もない。人の何倍も働く心がないとダメだ。」

チャンスは怠け者には来ない

会長「一生懸命に頑張るからこそ、いまがチャンスというタイミングがわかる。」

⇒チヨコ「す~ごくよくわかります!」

失敗しても挫折してもためになる

会長「危機に強い人間とは、挫折を経験した人間。」「失敗が人を大きくする。」

負けたと認めたら負け

会長「負けだと認めなければ、負けではない。」

⇒チヨコ「やめない限り失敗ではないのよね!」

困難な時こそ希望をもって探す!

会長「大きな変化は、大きなビジネスチャンスを連れてくる。」

まとめ

いかがでしたでしょうか。

一般ピープルのチヨコが、自分でもわかるようにまとめてみました。

永守会長は、「京セラを抜く!」が口グセだとか。

困難がきても、どんなに無茶苦茶になっても、その困難がちゃんと解決策をもってくる」と言っています。

何度も困難があって乗り越えてきた経営者だからこそ、響く言葉ですよね。

希望を失わず、今も大事だけど、子供たちの未来のために何ができるか考えたいわ。

最後までお読みくださりありがとうございました!