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TV「スッキリ」でコメンテーターをやられている石田健さんが、2022年8月21日(日)に東中野5丁目小滝町会により開催されたシュールストレミングの試食会のレポートをされていました。
チヨコは、世界一臭いというスゥーデンのニシンの塩漬けについては、妊娠中にどうしても臭いものが食べたくなり、夫に取り寄せてもらい、一度食べようとしたことがありました。
結果は、ムリでした。
ですが、その時は食べ方を知らなかったので、ただ細かく切って(夫が)、箸でつまんでそのまま食べようとしたんですね。
でも、TVを見て、今なら食べ方を知ったのでまた挑戦できそうな気がしてきました。
そこで、今回は、自分のためにも、シュールストレミングの開け方から調理の仕方、美味しい食べ方まで、調べてみました!
シュールストレミングの開け方は?
開封の様子 #シュールストレミング pic.twitter.com/RqQQlY9k3w
— (@55gojappe) August 21, 2022
シュールストレミングは、バルト海で春にとれたニシンを塩漬けにして、数カ月寝かせたものです。
スウェーデンでは、毎年8月3週目の木曜日には、皆でこの初物を食べるという伝統があるのだそう。
チヨコ・デリ
そこで、この缶詰の開け方について、スウェーデン大使館に勤務されている方が文春での取材に応えていたので、ここでお伝えします。
【開け方】
〇開けた時に汁か服などに飛び散ると、1週間くらい臭いが取れないので注意が必要。
〇スウェーデンでは、通常、水の中でガスを逃がすようにして缶を開ける。(上の動画ではそのまま開けているので、飛び散りに注意すればこの限りではないということでしょう。)
>>上記の記事
シュールストレミングの美味しい食べ方は?
プロにより皮を剥かれ捌かれていくシュールストレミング pic.twitter.com/SScdwJTH6Q
— (@55gojappe) August 21, 2022
では、缶を開けた後は、食べ方です。
ニシンの皮をはぎます。身のみ食べるらしいです。
【スウェーデンでの食べ方】
ツンブロードという大麦ベースのパンにバターを塗り、その上に皮を剥いでみじん切りにしたシュールストレミング、新じゃが、紫玉ねぎ、サワークリームを乗せて食べる。
味もマイルドになりますし、アンチョビのようなしょっぱさと旨みが出るとのこと。
TVでは、「パクチーやブルーチーズと食べてもいい感じ」という感想もありました。チヨコも強いお酒に合いそうだな、と思いましたよ。
そういえば、私が食べられなかったシュールストレミングは、夫が焼酎のストレートと一緒に悶えながら食べていましたっけ。
TVで紹介されていたのはこちらの画像です↓ ↓
シュールストレミングは、みじん切りにはしておらず、かけらを乗せている、という感じですね。トマトも乗っていますね。
シュールストレミングの値段や最安値についても!
Amazonの方が2000円安いらしいが2000円をケチると発酵が進みすぎて身が全て分解して魚が入ってないよ〜。ちなみに製造年月は同じらしい。適切な輸送方法の正規輸入品を買いましょう #シュールストレミング pic.twitter.com/MntZQv3laB
— (@55gojappe) August 21, 2022
あまり安いものは、保管状態が良くなかったりして発酵が進み、ニシンの身がなくなってしまうようなものもあるということで、正規輸入品が良いということ。
となると、値段としては、だいたい5,000円強くらいのようです。
最安値が良いとは限らないということなんですね。
シュールストレミングの特徴や注意点は?
(・~・ ).。oO(この所、連日
「食べきれなかったシュールストレミングは冷蔵庫で保存できますか?」
と言うご質問を頂きます。
冷蔵保存は可能ですが、
”冷蔵庫の中身が全部シュールストレミング化します”
ので
「おやめください」一般的な樹脂は臭気を透過しますので、臭い移りを防げません) pic.twitter.com/iBHSj3NQ8S
— 三幸貿易公式 (@SANKO_TRADING) August 16, 2022
驚くかもしれませんが、シュールストレミングは、
①適切に冷蔵保存していれば爆発しない。
②水の中での開封はダメ!風味と味を損なうだけ。
③屋外なら2メートルも離れると全く匂わない。
④臭いは強いが食品の発酵臭の範囲。「トイレの臭い」とかはしない。
⑤10人に1人くらいは激ウマと思うかも。 pic.twitter.com/WIX45oGzzT— 東中野5丁目小滝町会公式 (@otaki_chokai) August 15, 2022
ここでは水中での開封はオススメしていませんね。できるだけそのまま開封するのが良さそうですね。
まとめ
シュールストレミング食べようの会
食べるだけでなく、スウェーデンにおける生産の歴史、バルト海の環境汚染、SDGSまで幅広く知るいい機会だった
以下レポート#東中野 #シュールストレミング pic.twitter.com/EEOqJBTesR— 海◆eoxyl9RE (@umi_eoxyl9RE) August 21, 2022
以前、テレビで見た時も、このスウェーデン版くさやのようなものができた経緯について解説していました。
コスト削減のために塩を減らしたら発酵が進んだが、それを売ってみたら「美味しかった」と言われたので作るようになった、という話でした。
あちらの土地は肥沃な土地とは言えず、冬も長いので、保存食が重要だったんですね。
当時のTVでは、地元の人たちが缶詰工場で働く姿も映していましたが、地元の産業にもなっているのかと認識した覚えがあります。
遠く海を渡って、何世紀にも受け継がれた手法で作られた食品を、できれば文化や歴史も感じながら食べてみるのもいいですネ。