ウスビ・サコ氏の経歴と学歴!学長になった海外の反応は?結婚した嫁や息子が気になる!

日本語ペラペラのマリ共和国出身のウスビ・サコさん。

京都に在住ということですが、どのようなお方なのでしょうか。今回は、京都精華大学学長でもあったウスビ・サコさんに焦点をあててみましたヨ!

ウスビ・サコ氏の経歴と学歴!

TVを見ていて、多くの外国籍国民が、日本のことを本気で考えて意見を出してくれることに、感謝しているチヨコです。

外国から来た人たちは、忖度やしがらみ等がないので、政治的にも素直に意見を言えるのがいいし、中には私たちが気づかず「なるほど」と思うようなこともあります。

サコさんは、マリから来日されて、とうに日本国籍を取得されていますが、その一人。

しかも、京都精華大学の学長でもあった人で頭のとてもよいお方です。

【ウスビ・サコ氏のプロフィール】

 

氏名:佐古ウスビ

生年月日:1966年5月26日

出身:マリ共和国バマコ

学歴:現地高校卒、北京言語学院、東南大学卒、京都大学大学院工学研究科修士課程修了、京都大学大学院建築学専攻博士課程修了

特技:フランス語、英語、日本語、中国語

肩書:全学研究機構長兼情報館長兼人間環境デザインプログラム教員

サコさんは故郷の高校を卒業した後、中国の大学の入学前にまずは北京言語学院に入学。そして東南大学では、建築学を学びます。

マリでは、当時は高校で成績の良い生徒がリストアップされて、さらに一定の試験に合格した人が外国に送り込まれ仕組み。

大学まで授業料は無しということですが、それは選ばれた人のみで、小学生時代から留年はあるそうです。

そんな厳しい条件で、本人の希望はなく中国に割り当てられたサコさん。

大学卒業後は、国家公務員になる予定が、祖国の経済状況からに戻ることができず、足踏み状態となり、そこで大学院への進学が初めて認められたのだそう。

1988年に中国人学生からアフリカ人学生寮が襲撃を受けるという事件が発生し、中国での勉強が続けられないと判断し、日本への進学を決めます。

・・・襲撃の理由というのが、奨学金で留学しているアウリカ人留学生の待遇が良かったから、ということだそうです。働かなくても学費は国が払ってくれるわけですから裕福に見えたのでしょうか。

そして来日後は、京都大学大学院で研究を続け、博士号を取得します。

研究テーマは、人の動きやコミュニティのあり方から空間を考察する『空間人類学』という分野だそうです。

2001年:京都精華大学人文学部講師

2013年:京都精華大学人文学部教授、学部長

2018年4月~2022年3月:京都精華大学学長

2022年4月~:全学研究機構長兼情報館長兼人間環境デザインプログラム教員

なお、サコさんが現在勤務されている「全学研究機構」とは、京都精華大学の研究活動の向上と発展をめざし、科学研究費補助事業をはじめとする競争的資金の獲得や共同研究の推進、紀要の発行、出版助成などの事業を行うところです。

ウスビ・サコ氏の学長になった海外の反応は?

これはもう、海外のニュースで大きく取り扱われ、「彼はアフリカ人にとってパイオニアであり、そして希望だ。」「日本人は重要な役職でも国籍とかは気にしないのか。」

などと、サコ氏自身が評価されるとともに、日本が肌の色で差別をしない国だということもアピールできたようです。

日本に差別はないといえばウソですが、肌の色については、まずないと言えるのではないかと思います。

まとめサイト>>http://kaigainohannoublog.blog55.fc2.com/blog-entry-2720.html

ウスビ・サコ氏の結婚した嫁や息子が気になる!

サコ氏は、日本人の妻と結婚し、2人の息子さんと京都に住んでいらっしゃるということですが、一般人だからなのでしょうか、それ以上の情報はネットで探しましたが、見当たりませんでした。

まとめ

マリ共和国出身で、関西弁も話される元京都精華大学学長のウスビ・サコ氏について、経歴や学歴、学長となった時の海外の反応等について、書かせていただきました。

日本人も個人主義が行き過ぎたせいか、隣りの人とあいさつもしない人もいて、かえって住みにくくなっているかもしれません。

チヨコが幼い時、近所の人が

「醤油が切れた」と言って調味料を借りに来たり、「明日不在なので、花に水やってくれませんか?」と頼みに来たりしたことも。

チヨコも親が不在の時にケガをしてしまい、近所のおばさんの所に行って薬を塗ってもらったこともあります。

外国から来たサコさんが、日本をフィールドワークの場として、空間の研究をしている、ということに敬意を表したいと思います。

今後もますますご活躍されますよう。

では、最後までお読みくださりありがとうございました。