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８１歳でアプリを開発したとして、AppleCEOのティム・クックから「世界最高齢のアプリ開発者」と紹介された若宮正子さん。
人生１００歳時代とはいうものの、５０歳過ぎた頃から体のあちこちに不具合が生じ始め、頭の回転も鈍くなっていくのが普通の人だと思いますが、８１歳で頭を使って難しい作業ができるなんて、超人的にスゴイ人だと思いませんか？
今回は、前々から興味のあった若宮正子さんに焦点をあててみましたヨ！
若宮正子さんの年収や経歴と学歴！
81歳のときにハイシニアが楽しめるゲームを開発。「世界最高齢プログラマー」として世を驚かせた。https://t.co/1kBrPTLQZh
— VOGUE CHANGE (@VogueChange) November 13, 2021
若宮さんは、長年銀行員として働き、５８歳でパソコンを購入して独学で使い方を習得したお方。なんと８１歳でシニアが楽しめるアプリを開発しました。
チヨコ・デリ
【若宮正子さんのプロフィール】
氏名：若宮正子(わかみや まさこ)
生年月日：1935年4月19日
出身：東京都杉並区
血液型：
学歴：東京教育大学附属高等学校卒（現：筑波大学附属高等学校）
趣味：旅行
肩書：「メロウ倶楽部」副会長、NPO法人「ブロードバンドスクール協会」理事、デジタル庁「デジタル田園都市国家構想実現会議」構成員
若宮さんは、年齢からもわかるように、太平洋戦争を幼い時に経験した人です。鹿教湯温泉に学童疎開も経験しました。
若宮さんは、英語がペラペラなのだそうですが、中学時代に、英語に興味をもったそうです。高校は、今の筑波大学附属高校である東京教育大学附属高校に進学します。
高校卒業すると三菱銀行に就職。
若宮さんは、勉強ができた人だということが、東京教育大付属に進学したということからもわかりますが、その時代の人は、女性で大学に進学する人はほとんどいない時代でした。
今の時代の人だったら、迷わず大学に進学していたのではないかな、とチヨコは思いました。
若宮さんは、頭脳のポテンシャルが高い優秀な人だったのだと思います。男が能力なくても幅をきかせていた時代に、当時の女性ではめずらしく銀行の管理職まで昇進していますから。
定年間近になると、銀行は管理職を関連会社に出向させるのですが、若宮さんはそこで副部長という役職になります。
定年後も銀行に週３日勤務していたそうです。
若宮さんとパソコンとの出会いは、５８歳という年齢になってから。
これ自体、驚きですよね。
1947年から1949年の間に生まれた団塊の世代前後の多くの管理職が、パソコンを使えない人が圧倒的に多く、部下は困っていたのに、その上の世代の若宮さんが、パソコンを使いこなすということが、スゴイことです。
若宮さんは、パソコンを購入してから、シニア向けのサイト「メロウ倶楽部」に入ります。
また、パソコンを習得しながら、エクセルアートという、エクセルで模様を作ることを考案し、マイクロソフトから「エクセルの新しい使い方」であるという評価を受けています。
Appleが認めた82歳の新米エンジニア・若宮正子さんのモノづくり人生「“定年後はロスタイム”の時代じゃない」 – エンジニアtype | 転職type https://t.co/OvtLYdqD6K
— フォーチュンクッキーマン (@1045suwa) November 15, 2021
ホント、ロスタイムなんかじゃないですよね。
やがて若宮さんは、スマートフォンのゲームなどは、シニアには難しいと思い、シニア向けのゲームの開発を思いつきます。
2016年に、3.11以降知り合ったゲームクリエーターの小泉勝志郎氏に相談し、アプリの開発に取り組むことになります。
そして完成したのが、コレです。雛壇 です。↓ ↓
もしよかったら、アップルストアからダウンロードして使ってみてください～^^。
なお、年収についてですが、
アプリ開発者の若い世代の年収は、400～500万円という情報がありました。しかし、これは、会社勤めして毎日開発に取り組んでいる人の年収かな、とチヨコは思いました。
若宮さんは、様々な活動をされているとはいえ、常勤ではなかったりするので、企業年金以外の収入はそれほどではないと思いました。
が、若宮さんは、銀行の管理職だったことからも、企業年金が通常の年金より相当出ているはずですので、普通の８０代よりは断然、年収は多いでしょう。
若宮正子さんとデジタル庁有識者会議とは？
世界最高齢プログラマー若宮正子さん（86歳）に聞く「人生100年時代の子育てITとのつきあい方、子どもとの向き合い方」 | Hanako ママ web https://t.co/1KJw2do41l pic.twitter.com/SGvW7aB2NY
— Hanakoママ (@hanakomamaweb) November 13, 2021
デジタル庁とは、省庁や各自治体に分散していたITシステムを1つにして、行政のデジタル化を進める司令塔のような組織です。
2021年11月、岸田首相は、デジタル化を加速させるため、「デジタル臨時行政調査会」と「デジタル田園都市国家構想実現会議」の設置を決め、後者に参加する有識者１４人のうちの１人に、若宮正子さんが選ばれました。
ちなみに、前者の「デジタル臨時行政調査会」には、DeNA会長の南場智子さんが起用され、会長に岸田総理、副会長に牧島かれんデジタル相と松野官房長官が就任しました。
チヨコ・デリ
若宮さんに期待します！
若宮正子さんの夫や家族について
「ＩＴには高齢者に便利な技術が沢山」
世界で活躍する世界最高齢プログラマーの若宮正子さん https://t.co/SPJsIk5Upx— フォーチュンクッキーマン (@1045suwa) November 12, 2021
若宮さんは、魅力的なシニアですが、結婚はしたことがなく独身で、夫や子供はいません。
でも、一晩では語り切れないほどの経緯があるそうです。
そりゃあそうだ、と思います。当時の銀行員は、男だらけの職場ですから、若い頃は引く手あまただったでしょうし、モテたと思いますよ。
そんな話もいつか聞いてみたいですね。
まとめ
若宮正子さんについて、経歴やデジタル庁のこと、家族のことなどについて書かせていただきました。
若宮さんも「定年後はロスタイムではない」と言われるように、ホント、ロスタイムなんかじゃないですね。
人生１００歳時代で定年が６５歳～７０歳だとして、あとまだ何十年かあるとしたら、社会にまだまだ貢献できる、と考えを改めてもいいですね。
もちろん、チヨコは若宮さんのような人について行きます！
では、最後までお読みくださりありがとうございました。
若宮さんの書籍をいくつかご紹介します。↓ ↓
