越川雅史市議をパワハラ疑惑で陥れる市川市幹部の唖然とする方法!度が過ぎた市長への忖度?

2022年6月27日のTV「スッキリ」で、以前、「市長室にシャワー室設置」で話題になった千葉県市川市で、その後に起こった追求した市議への「パワハラでっちあげ事件」について、放送がありました。

そのことについて、チヨコは「これは問題だ」と思ったので、番組をご覧になっていなかったお方のために、チヨコの考察も入れてまとめてみましたヨ!

越川雅史市議を陥れようとする理由・経緯

そもそも市川市が全国で注視されたのは、

■市長室にシャワー室を設置

越川議員がその必要性について村越市長(当時)を追求 ⇒ 市長「体を洗って引き続き執務に適切な環境であたるもの」と答弁

■(市長の)公用車にテスラの電気自動車を導入

批判を受け、4カ月でリース解除

■1,000万円で市長室の家具などを購入

 

公金は、市政に活かす方向に使うことが原則です。たとえ、市長室の予算が余っていたとしても、不要額で補正で減額するのが当たり前。

市長室に家具1,000万円の予算をつけるのもおかしいワ。

チヨコ・デリ

シャワー室や高級車、高級家具は予算編成では後回しになるはずです。

どうやら、越川議員は、こうしたことをどんどん追及していくタイプの議員さんのよう。

忖度なしなので、当局からはイヤがられるでしょうね。

でも、イヤがられる議員さんて、市民にとっては心強いと思います。

行政側はできないものはその理由を、納得してもらえるまですべきですし、できるものはできる等真摯に回答すればよいのでは、と思いますけどね。

越川雅史市議をパワハラ疑惑で陥れる市川市幹部の唖然とする方法!

流れとしては、2021年4月に市幹部が全職員にアンケートを実施⇒越川議員についてパワハラらしき回答を誇張してまとめ⇒裏を取らずに記者会見、9月2日の代表者会議で配布

という流れです。

具体的には、

  1. 市川市幹部からの呼びかけで、全職員対象にパワハラのアンケートを実施その際、越川議員と職員との間のやりとり(パワハラに絞って)について申告するよう求めていた。
  2. 9人の職員から越川議員について回答があった。
  3. その内容を誇張して資料に記載
  4. 事前に議会事務局や本人に何も言わず市議会に配布。市長の記者会見でも名指し。※市議会配布と記者会見と時期は未調査

チヨコが考える通常のアンケートと異なり、市幹部側の悪意がみられる点は、

  • 個人名を入れてパワハラされたことを報告させることが異例。(通常では、個人名は出さない。)
  • 個人を著しく不利な立場に陥れかねない内容になる場合は、書いた職員にヒアリングし十分な裏付けをとる。(裏をとっていない。)
  • アンケート記載内容を誇張して記載。(小説ではないのでありえない。普通は、そのままの言葉を使う。)
  • 議会筋に何も言わずに公表。(議会は独立しているため、市長側で議員に対して行う行為は、議会事務局(議長や本人)の了解を得るのが普通。)

チヨコ・デリ

相手を失職させるつもりでないと、こういうまとめ方はしませんね。

アンケート結果の誇張表現やウソ

アンケート結果では、市議について

・答弁調整時に、威圧的高圧的言動をとる

・意に沿わない答弁や資料に怒りをあらわにする

・たびかさなる無視

・にらみつける

・脅迫ともとれる発言をする

とされ、

「当事者の中には、退職者や病気休暇をとる者、不眠や高血圧などの薬の服用している職員もいる。」旨が記載されていました。

しかし、これについては、後日、ウソが判明し、そういう職員はいなかったとされました。さらに、

「今後はこれまでと違う対応をする、これ以上話しても時間のむだ。」と言う趣旨の発言があり一方的に席を立たれたため困惑したことを覚えています。

↓↓

「今後はこれまでと違う対応をするからな、これ以上話しても時間のむだ。」と大声で言われ、一方的に席を立たれた。

私の自席まできて「そういう態度に出るならこちらにも考えがあるからな。」という趣旨の発言がありました。

↓ ↓

私の自席まできて「そういう態度に出るならこちらにも考えがあるからな。」と脅された

こうした誇張された表現がいくつもあったとのこと。

こうしたことから、このアンケート調査と公表は、市長を議会で追求した越川議員を陥れるものであるとみなされても仕方ないでしょう。

アンケートは、市幹部(理事)からのオーダーとのこと。

アンケートその後

本人「なぜ、突如記者会見で自分の実名を挙げ、議長や議会に何も申し入れなかったのか。」という質問に対し、

市長「開いた口がふさがらない。」

と答弁。

TV「スッキリ」では、元市長へのインタビューを試みましたが、既に公職を退いているせいなのか取材はできませんでした。

一方、越川市議はおそらく怒り心頭の心境で、取材に応えていました。

このことにより、自分は失職していたかもしれない。

自分にも子供がいるが、家族にも非難の対象となるかもしれない。

等。

越川議員は、おそらく、当局側にとっては、まずいことがあると、追求が鋭く、忖度のない議員なので答弁に苦戦する議員なのかなぁと思いました。

ですが、議員はどんな質問しても自由なんですよね。

議員に追求されても耐えられるようなことを行政側はしておかなければならないわけで、追求する議員が邪魔だから何とか黙らせよう、という考えがあったとしたらそれは民主主義ではなくなるのです。

市川市総務部長からは、「アンケートの誇張について修正するのに時間がかかってしまいご迷惑をかけて申し訳ない。」と謝罪がありました。

新しい市長になりましたし、収拾がついていけばいいなと思いました。

なお、SNSでの意見を拾ってみました。

まとめ

国会議員経験者や官僚出身者には、お金の使い方に疎い人が時々目につきます。国の予算の感覚で地方の予算を見ているのでしょうかね。

よい意味での役所の感覚をもって対応して欲しいものです。