トッケビのあらすじを簡単にご紹介!全何話でいつ剣は抜かれる?

「トッケビ」は、朝鮮半島に伝わる精霊、妖怪のことで、このドラマの主人公です。

主人に殺された武臣が、トッケビとなって900年以上、魂を救ってくれる花嫁をさまよい探し続けます。

韓国と日本で放送され、大ヒットとなったこのドラマについて、「まだ観ていないけれど、どんなあらすじなのかな?」と興味のある方に向けて、3分くらいで読めるくらいにまとめてみましたヨ!

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トッケビのあらすじを簡単にご紹介!

 

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VODでは、16話でこの物語は完結します。

テレビ版では、24話に分割されます。

VODの1話目から最後まで、一挙に概要をご紹介しますネ。

 

高麗の時代に王に仕えた武臣のキム・シンは、策略により王により処刑されます。胸を刺されて剣で命を落とし、その剣が胸から抜けないままトッケビとして900年以上この世をさまよい続けます。

魂の苦痛から解放されるために剣を抜くことができるのは、ただ一人、トッケビの花嫁とされ、キム・シン(以下「シン」という。)は花嫁を探し続けているのです。

 

時は現代・・・・

ある夜、交通事故にあった妊婦をシンが救ったことで、運命の歯車は急速に動き始めます。

その妊婦は赤ん坊もろとも、死ぬ予定でした。仕事を邪魔され、たたずむ死神。

その時から、死神は生き残った赤ん坊を探し続けることになります。

それから、18年たったある日、幽霊を見ることのできる霊感のある高校生、チ・ウンタクは、現代人の姿となっているシンと街ですれ違い、最初は幽霊だと思います。

そして、火を消すことが合図となり、いつでもシンを呼びだせることも知ります。ウンタクは、シンに対して「あなたはトッケビだ。私はトッケビの花嫁だ。その印に肩にアザがある。幽霊たちがおしえてくれた。」と言いますが、シンはイヤな顔をして信じません。

以前助けた妊婦のお腹の中にいた子は、ウンタクでした。

 

チ・ウンタクは9歳の時に母親が亡くなり、いじわるな叔母一家の元で、雨の日でも傘を持たせてもらえないような酷い暮らしをしていました。叔母たちは、ウンタクが死んだ母親から引きついだはずの保険金だけを目当てにしていました。

そのために危険な目に合うウンタク。

シンは、ウンタクが花嫁ではないと思いつつも、ウンタクのことがだんだんと気になり、放っておけない気持ちになっていきます。

 

ある日とうとう、ウンタクが花嫁だとわかる時が来ます。

それは、これまでウンタクが言わなかった、シンの胸に「剣」が見えると言ったからです。それは、トッケビの花嫁だからこそ、見えるものでした。

シンにとって、ウンタクはとても大事な人になったわけです。

 

シンは叔母さんたちが引っ越してしまい家に帰れないウンタクをひとまずホテルに住まわせ、その後、剣を抜いてもらうために、自宅にウンタクを住まわすことにします。そこには、死神も一緒に住んでいました。900年も前から代々キム・シン家に仕える家柄の末裔であるユ・ドクファが、勝手に死神に部屋を賃貸してしまったからでした。

始めは犬猿の仲だった二人が、いつの間にか友情を交わす仲になっていきます。

 

シンは、剣を抜いてもらうことをウンタクに依頼し、ウンタクは了承します。

二人はソバ畑で向き合い、いよいよ、ウンタクが剣を抜くために、それに触ろうとします。しかし、手が剣をすり抜けてしまい、どうしても剣を抜くことができません。

ウンタクは、二人が愛し合っている証拠を天に見せなければならないからだ、と咄嗟に思い、シンに口づけをします。

ウンタクにとっては、初めてのキス。それもシンを助けようとして自分から必死にしたものでした。しばらく目を合わせられないウンタク。しかし、それでも剣にさわることができませんじた。

シンは、「やはりウンタクは本物の花嫁ではなかったのか」と思い、光熱費が人が増えて大変だ、などと心にもないことを言ってしまうのです。

 

家を出ようとするウンタクを引き留めようとするシン。

突如その時にシンの胸が痛み出し、ウンタクはあわてて剣を抜こうとします。

引かれる剣。

その痛みで、シンは、ウンタクをはねのけ、逆に危ない目に合わせてしまうのです。

しかし、その一件で、やはりウンタクがトッケビの花嫁だとわかったのです。

 

死神はウンタクに、トッケビの胸の剣を抜くと、トッケビの魂は解放されるが、それは同時にこの世からいなくなることだと伝えます。

それにショックを受けたウンタクは、自分がいなければ剣は抜かれることはないと思い、家を出ます。探すシン。

しかし、ウンタクが事故に巻き込まれたことにより発見され、やがて家に戻ることになります。

そしてドラマはいよいよクライマックスに・・・!

キム・シンが策略により王命で殺された原因は、王であるワン・ヨの側近のパク・チュンホンが、キム・シンは謀反人であると王に吹き込んだからでした。

そのパク・チュンホンは、後にトッケビとなったキム・シンに成敗されたことを恨み、悪霊となってトッケビの花嫁であるウンタクの命を狙おうと、この世に出現を始めました。

これまでウンタクを妊娠していた母親を交通事故に合わせたのも、ウンタクが保険金のことで危険な目にあったのも、悪霊となったチュンホンが仕掛けたことでした。

ビルの屋上からチュンホンに突き落とされそうになるウンタク。

間一髪でシンが現れますが、ウンタクの体はチュンホンに乗っ取られてしまいます。

チュンホンは、ウンタクに憑依し、シンに刺さっている剣を抜いて、シンを殺すつもりだったのです。

ところが、ウンタクに憑依したチュンホンは、その時に死神に名前を呼ばれ、「死者は死者の呼び出しに応じよ」ということから、ウンタクの憑依から出てこなければならなくなりました。

チュンホンがウンタクから出てきたところで、シンはウンタクの手を剣に添えて、力いっぱい剣を引き抜き、チュンホンに振り下ろします。消滅するチュンホン。

そして、ほどなく、シンもこの世から消えていきます。

泣き叫ぶウンタク。

トッケビがいなくなってから9年

そこから9年たち、ウンタクはその頃の記憶を消されています。

ウンタクは、自分がトッケビの花嫁であったことも忘れてしまっています。が、なぜか、何かを忘れているような気がしてならず、なぜ悲しいのかもわからず悶々とする日々を送っています。

 

ある初雪の日、ウンタクは、心の中でその理由を知りたい、誰か助けてほしい、と念じた時に、蝋燭の火を吹き消します。それは、トッケビを呼ぶ時の合図でした。

その瞬間、900年前の武臣の姿をしたシンが現れます。が、ウンタクは誰なのかわかりません。トッピゲを呼ぶ時の合図も忘れてしまっていたくらいですから。

 

ウンタクに呼ばれて再びこの世に戻ってきたシンは自分の家に帰ると、相変わらず死神はそこに住んでいました。

現代人の姿になるシン。やがて記憶を取り戻すウンタク。

2人は互いに愛し合っていることを知り、結婚式をあげます。

物語はとんでもない方向へ・・・!?

ラブラブな新婚生活も長くは続きませんでした。

ある日、ウンタクは幼稚園バスにトレーラーがつっこみ大事故となるところを阻止するために、自分の運転する車を盾にしたため犠牲になって命を落としてしまいます。

ウンタク29歳の時でした。

死神の前で、愛するトッケビであるシンに、「きっと生まれ変わって、またあなたを見つける」と言い残し、天国への扉を開けます。

物語はハッピーエンドへ

それから30年。

登場人物のほとんどは、年をとっています。

あの時のまま年をとっていないのは、シンと死神だけ。

 

そしてまた時は経ち・・・

シンは、カナダにいて、自分たち一族のお墓の近くで本を読んでいます。

そこに「見つけた!」と言ってシンに近づく人物。振り向くと、当時と変わらない姿のウンタクの生まれ変わりであるパク・ソミンがそこに立っていました。

 

以上が、ざっと駆け足ですが、トッケビであるキム・シンとその花嫁であるチ・ウンタクとの話でした。

実は、物語には、死神とウンタクのバイト先の女社長のサニーとの恋物語も含んでいるんです。

死神とサニーの物語

死神とサニーとは、橋の上でアクセサリーを広げて売っている所で出会います。

死神が何気なく見つめたアクセサリーの中で、緑の指輪に興味をもち、それを手に取ろうとした時に、横から女性の手が伸びて、それを取ってしまいます。それがサニーでした。

死神はサニーの美しさにひかれ、サニーもイケメンでクールな死神にひかれます。

2人は指輪にかこつけて、デートをするようになりますが、死神には過去に大罪を犯して死神になったという秘密があり、しかも名前も肩書もないのです。死神は、サニーに不信に思われながらも嫌われないように必死にウソの名前をつけたり、身元を隠そうとします。

ある時、サニーに手を引かれた時、サニーの前世が、キム・シンの妹で、王ワン・ヨの妻だということが死神は知ってしまうのです。指輪は、王ワン・ヨが妻に与えたもので、妻を殺したのも王でした。

死神が人間にさわると、その者の前世がわかるのでした。

さらに、死神は、自分の前世がキム・シンを殺した王のワン・ヨ、その人であることも知ってしまいます。ワン・ヨは、毒薬を少しずつ飲み続け、自死したことで罰を受け、死神になったのでした。

死神と生きた人間であるサニーとは、結ばれない運命でした。そのことを察したのかサニーは店も家も引き払って姿を消します。

そして、数10年たち、死神の所に68歳となったサニーが現れます。死神が死神としての最後の仕事がサニーをあの世に送ることでした。二人は一緒に天国への扉を開けます。

 

さらに数10年。

生まれ変わった二人はまた出会っています。そして、二人は熱い抱擁をかわすのでした。めでたしめでたし。

 

 

途中、幽霊たちとのエピソードがあったり、神が姿を変えてお告げをしたり、「トッケビ」は観る人を飽きさせるがありません。

全てを見終わる時、きっと、登場人物をいとおしく思うことでしょう。

奇想天外のドラマですが、心をうたれて、登場人物とともに泣きます。そして終わってしまった後も、自分の身内のように「また会いたい!」と思うことでしょう。

音楽もいいですヨ~。

自信をもってオススメできる作品です。

トッケビは全何話でいつ剣は抜かれる

 

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VODでは、16話でこの物語は完結します。

VODでは、14話目で、剣を抜きます。

前述のとおり、ウンタクをチュンホンから守るために、(本当はもっとウンタクとこの世で一緒にいたかったために抜きたくなかったはずの剣ですが、)ウンタクの手を借りて抜くことになります。

まとめ

 

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トッケビ全編について、ごく簡単にあらすじをご紹介しました。

韓国ドラマ史上、空前の大ブームということです。

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蛇足ですが、トッケビを観ていると、登場人物がけっこう手酌でグイグイ酒を飲んでいるのが気になります。

特に、サニーは、酒豪だな、と思います。前半は、たいがい一人で飲んでいるので(笑
では、最後までお読みくださりありがとうございました!